母の一言

昨日 毎年恒例である年賀状を作成しました。

と言っても自分のではなく 母の年賀状です。

我が家は突然来たお客様を招き入れられるような家ではなく

何となくいつもゴチャゴチャとしています。

 

年賀状を作り終えてひと時母と話をしていて 私は 「大掃除もしなきゃね・・・」 と言うと  「大掃除なんてしなくても良いよ」  と母は言う。

ちょっと驚いた。

でも・・・ こういう何気ない一言に助けられる。

 

ずっと昔。

フルタイムで働き、子供を育て家事をして・・ 一人で全ての事をしていて それでもまだ若かったのでどうにかやっていた。

子供には手造りのご飯を食べさせるもの  と言う固定観念に縛られていた私は

毎日朝食を作り 保育園の準備 送って仕事。 六時ギリギリに保育園に迎えに行き買い物、晩御飯を作っていました。

それが当たり前だと思っていましたがやはり疲れが見え隠れしていたのか ある日実家に行った時母が 「たまにはお弁当やお惣菜買えば良い。 今は色々な物があるでしょ?」 と言った。

一瞬何を言われたのか分からなかった。

子供にスーパーのお弁当を食べさせる? お惣菜を食べさせても良いの?

何故か私はその頃そんな事を考えた事が全く無かった。

罪悪感があったのかもしれない。

でも 母にそう言われて   そうなんだ・・疲れている日はお弁当を買ってきても良いんだ  と ストンと心に落ちて行った。

 

昨日も私の様子を見て言ってくれたのだと思う。

ありがとう・・・・・・

 

そんなに気張らずに 適度に小掃除をします。